2024年4月から東京大学定量生命研究所 病態発生制御分野 岡田由紀教授研究班と黒田院長を含む精子チームとの共同研究が開始されました。東大との共同研究のビジョンは、
- 現在主流になっている精子DNA断片化指数(sperm DNA fragmentation Index : sperm DFI)検査では、生まれてくる子供に悪影響を及ぼす最も怖い相手になる『精子DNAの僅かな傷、精子DNA2重鎖切断の初期段階の断片化を検出できない弱点があることを周知』すること
- 最終的には、不妊治療で生まれてくる子供の健常性向上と治療成果の向上に繋げられる、私たち精子研究チームで開発してきた『精子DNAの僅かな傷をはじめとする、隠れ精子異常を正確に検知できる検査の更なる精度強化と技術拡大』をすること
を目指しています。