- 男性不妊治療の専門クリニック│黒田インターナショナルメディカルリプロダクション
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- 精子の品質検査とは?どのようにするのでしょうか?
更新日:2024.01.30
精子の品質検査とは?どのようにするのでしょうか?
命を誕生させる生殖補助医療を行う上で最も問題になる点は、これまでは「運動精子=良好精子」というイメージで治療が行われてきましたが、運動が良好な精子の中にも、細胞膜、先体、DNA等に損傷が認められる隠れ異常精子が含まれており、その背景には遺伝子異常が関与しているとい点です。もし、隠れ異常を有する運動精子が、顕微授精により人工的な授精を可能にされ、妊娠、出産に至った際に、生まれてくる子供に何かしらの異常が発現する可能性を否定できないという点が最も怖いところです。
『安全な』生殖補助医療の『成功率』を向上させるためには、「隠れ異常精子を いかに精液中から排除できるか」、「隠れ異常のない精子が精液に何%含まれているのか」を高精度に調べることに意義があります。そこで、我々精子研究チームは、現行の精液検査では検知できない、隠れ精子異常を正確に見極められる『新しい高精度な精子検査法:精子の品質検査法』を開発しました。
【精子精密検査の項目】
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監修者│黒田 優佳子
黒田インターナショナル メディカル リプロダクション院長。不妊治療で生まれてくる子ども達の健常性向上を目指して「高品質な精子の精製法および精製精子の機能評価法の標準化」と共に「次世代の不妊治療法」を提唱し、日々の診療と講演活動に力を注いでいる。